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グループ紹介

 

メディアインタラクション研究グループ

グループ長 : 後藤 真孝

実世界のメディア情報(音楽、音声、動画、テキスト、ユーザ活動等)を対象に、これらが柔軟で豊かに創作・共作・発信・配信・利用・共有・検索・推薦されることを目指したメディアインタラクション技術を中心に研究しています。実世界メディアに対する人々の利便性を向上するための技術として、主に、(a) 実世界メディア理解技術 (自動理解・マイニング・推定)、(b) インタラクション技術 (インタフェース・検索・ブラウジング)、(c) 実世界コンテンツ化技術 (ユーザ・実環境・社会活動のセンシング) の研究開発に取り組んでいます。 

主な研究 

■音楽情報処理及び音楽インタラクションに関する研究

国内外で活発に研究されている音楽情報処理分野において、音楽音響信号理解技術とそれを応用した音楽インタフェースを中心とした幅広い研究を展開しています。特に近年では、各種歌声情報処理技術の実現や、未来の音楽の聴き方を目指した一連の「能動的音楽鑑賞インタフェース」の実現に注力し、音楽情報処理技術がエンドユーザの音楽の聴き方や関わり方をどのように豊かにできるかを探求しています。また、「RWC研究用音楽データベース」の配布を継続することで、音楽情報処理分野全体の発展に貢献しています。 

■音声言語処理及び音声情報検索に関する研究

Web上の音声データを音声認識によって自動的にテキスト化することで、それらをユーザが検索できるだけでなく、詳細な閲覧、認識誤りの訂正も可能な世界初のWebサービス「PodCastle」を実現して実証実験しています。本研究では、有用なサービスを利用者に提供する一方で、不特定多数の利用者に音声認識誤りを訂正してもらうことで、情報検索、音声認識等の基盤技術の性能を向上させることを目指しています。また、音声言語処理技術の発展に資する基礎的な研究にも取り組んでいます。 

■Webインタラクション及びユーザ支援に関する研究

コンテンツ流通の基盤となるWebシステムに着目し、そこで重要な役割を果たすユーザの諸活動を分析・支援する技術や、インタラクション技術を中心に研究を展開しています。特に近年では、ネットワーク分析やWebマイニング技術を用いたユーザコミュニティの分析や、ユーザの力を利用したコンテンツの流通や生成を支援する技術について研究しています。また、Webシステムには欠かせない個人認証や情報検索等の重要技術についても、従来とは異なるユーザインタラクションの実現による利便性の追求に関する研究に取り組んでいます。

■実世界コンテンツ化及び実世界インタラクションに関する研究

実世界におけるユーザの行動、状況、周辺環境を対話型インタフェースや着用型センサ、環境側センサを用いて取得・蓄積する研究を展開しています。また、こうして得られた実世界のデータ、例えば、環境状況やユーザの行動履歴、コミュニケーションパターンをコンテンツ化する構造化技術と、その結果を活用したインタラクション技術を研究しています。これらの技術によって、これまでは見過ごされがちだった情報の発信・検索・共有が可能となり、情報の流通に貢献します。